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金継ぎ2

前回の金継ぎのその後です。

出来上がりました。

気になる点は多々ありますが 使えなかった器がよみがえったのはとてもうれしい事です。

漆の上に金がしっかりとのっていなかったので下の漆が見えている部分があります。線の太さや筆のふるえ ダメ出しをすればキリがありませんが 初回としては自分なりに満足です。

便利になったものだと思います。こんなにも簡単に手軽に しかも自宅に居ながら多くの情報を得ることが出来るんですもの。

YouTubeで詳しく紹介している方も多く テキストもたくさん出ています。

下調べをほとんどせず 進めながら 検索しつつの挑戦は 少し無謀な挑戦だったかも知れませんが 「次はもう少しうまく出来そうな気がする」というのが正直な感想です。

「金継ぎ」との名称なので金で接着するのかと思いますが漆で接着させて金で装飾すると捉えるといいと思います。漆ですのでかぶれる事もありますので手袋は必須です。ちなみに私は手袋は使いましたが かぶれは平気でした。
(手袋 長袖 マスク使用と唱えているメーカーも)

セットの中には細かい使用法は入っていなかったでやり方 使い方はひとつだけではないという事なのかもしれません。まず割れや欠けの状態に適した修理の仕方 手順をイメージしてから始めるといいのかも知れません。

割れた器を 接着する場合と欠けた器を埋める場合 で違いがあります。

今回は割れの接着

1 小麦粉と同量の水をよく混ぜ そこに生漆を加える(これが接着剤の役目をします)

2 割れた器の両面に塗ります。 丁寧に少し多めに塗ります。全体に塗ったら2つを接着します。(ズレないようにしっかりと接着します。

3 はみ出した漆をつまようじ等を使って こそげ取ります。段差が無いか確認し 接ぎ目をマスキングテープで固定します。

この状態で漆乾燥用 ムロで1週間乾燥します。

簡易の漆乾燥用ムロの作り方

段ボール(蓋付)に ぬれタオル 割りばしでつくります。

湿度が多いほど漆の乾燥には適しているようです。(湿度70~80%で1週間乾燥)

段ボールにぬれタオルを敷いて その上に 器を置きます。 毎日 ぬれタオルを確認する事)

4 1週間後 マスキングテープをはずし余分な漆の削りと磨きを行います。セットに入っていたテレピン油を使ってはみ出した漆をきれいに落していきます。サンドペーパーも使って滑らかに仕上げます。

5 金蒔の作業 練弁柄漆を小皿に出し 継ぎ目に沿って線を書いていきます。細く丁寧に デザインも考えて書くと面白い作品 になりそうです。

6 室に入れて30分待ちます。

7 純金平極粉を漆の上に真綿を使って優しくたたきのせていく 割れてる部分すべてにのせたら余分な粉を筆を使って落としていく。

8 室に入れて さらに1週間 充分に乾燥させる。

9 1週間後 取り出して余分な金粉を払い落とす。

出来上がり(要約して書いていますが わかりやすく説明しているサイトが多数ありますので参考にしてください)

 

最低でも2週間 と時間がかかるのだが 欠けた部分 割れを生かし更に美しく新しいものへと生まれ変わらせる。

これだけ手をかけた器は丁寧に扱おうと自然に思う。それと同時に自分がどれだけ雑に器をを扱ってきたかを思い知らされる貴重な体験でした。気に入った器を大切に使いたい。そしていつかちゃんとした金継ぎを習ってみたいと思う「金継ぎ体験」でした。

 

 

 

投稿者:misao

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